母の気持ちに少しでも寄り添えればと思い、歳を重ねた人たちが老いに関する本を書いていたものがあったので、それを手にとってみた。
その中に養老孟司先生の
猫も老人も、役立たずでけっこう
という本があった。
とても興味深い本なのですが、その中でも、個性を伸ばせとおっしゃいますが・・・という項目には子育てのヒントになる事が書かれていました。
個性とは体のことであり、心ではないと。
心が個性で人と違う考えを持つ事が個性なら、人が悲しいと思う時に人の気持ちになって一緒に悲しんだり、嬉しい時に一緒に喜べないというものでした。
まさにそうですね。
養老先生の本はやっぱり面白い。
母は脳腫瘍を患ってからというもの、車椅子生活だが、それも個性と捉えれば前向きに考えられそうだ。
3人の子どもたち。
同じお腹から、出てきたとは思えないくらいに性格がバラバラで、色々と悩むこともありますが、個性の捉え方が分かっただけでもスッキリしました(^^)